上部頸椎とは後頭骨の1~2番目の骨で上部頸椎は脳からの信号を首の下へとおる『パイプ』の役割を担っており非常に重要な箇所です。
この上部頸椎に捻れや傾きがでて生命力が十分に発揮されなくなると、体全体の神経のシステムが過度の緊張をすることになります。
それに伴い、自律神経も不安定な状態になります。
当院での検査では上部頸椎の状態と体幹・四肢の筋肉や自律神経の状態を確認しながら体の癖を把握していきます。
人間の体は常に変化して生命力が強く発揮されていれば、たとえ体の捻れや傾きがあっても自力で修正することができます。
治療の目的は『生命力を十分に発揮させること』です。
上部頸椎が生命力を発揮させにくくなる『癖の方向』に傾くと、自力での修正や回復が難しくなります。
ホマレテラピーでは、『癖の方向』を【パターン】と呼びます。
このパターンは各個人によって違い、そのパターンを把握することが生命力を100%発揮する第1歩に繋がります。
そして最大の特徴が、そのパターンになった時のみ調整をすれば治療ができるということです。
上記以外でも様々な効果があります。
もちろん施術者は国家資格である、あん摩マッサージ指圧師の資格を保有しているので安心して施術が受けることができます。
抗重力筋とは?
人の身体は重力に抵抗して姿勢を維持しています。
その中でも首から背中の筋肉は姿勢を維持する為に最重要です。
しかし、この背中の筋肉を上手に使う事が出来ず姿勢を維持する事に負担がかかり結果背中の筋肉に付いている背骨がズレたり、ストレートネックになったり猫背になっている方が多いです。背骨のなかには自律神経や運動神経等が走っている為、背骨がズレると自律神経の働きが悪くなり内臓や脳等の働きが悪くなります。また、姿勢が悪いと運動神経に影響を及ぼしパフォーマンスが落ちたり日常生活の歩行等にも悪影響を起こします。
ホマレテラピーはその姿勢を維持する筋肉に着目した手技療法です。
◇DRT療法とは 背骨へのダイレクトなアプローチ
DRTとは、上部頸椎カイロプラクティックの第一人者である上原 宏先生が30年の臨床で、のべ15万人の施術の経験から生まれた背骨の連動に注目した矯正法です。
カイロプラクティックや各種整体など背骨に重点を置き、
歪みを矯正する療法は昔から数多くあります。
しかし従来の方法では、例えば「椎骨の何番がどのように歪んでいる」と、いった具合に背骨の歪みを局所的に捉えたものばかりでした。
DRTでは、部分的な歪みよりも、背骨全体の歪みに注目しています。
局所ではなく全体の視点で捉えてくのです。
最も大きな違いとして、他のカイロプラクティック・整体のように 背骨を1ヶ所ずつ矯正しない。と、いう特徴があります。
脊柱というものは、基本24個の背骨(椎骨)が縦に配列された集まりですが、個々バラバラのパーツの寄せ集めではありません。
24個の椎骨は、それぞれが全体を補うようにバランスを取り合っています。 24個で1つのユニットを形成しているのです。
ですから、椎骨は1ヶ所ずつ矯正しても全体の機能を回復させることは
難しく、全体に対して同時に矯正していく必要があります。
DRTでは脊柱全体に対して同時に矯正していくために、強い力で一気に矯正するという、従来から最も普及している方法をやめました。
軽い力を反復して加えつつ、脊柱全体がどう反応しているかを 確認し、
修正するべき適切なポイントを選びながら全体的に矯正していきます。
特筆すべきは
”上部頸椎に触れずに上部頸椎を矯正できる” ことです。
カイロプラクティック・整体業に従事している方なら”上部頸椎”の矯正が 驚異的な効果を生むことはご存知でしょう。
しかし、その矯正法の難しさや危険度の高さから手を出せずにいた方も
多いのではないかと思います。
DRTは誰にでも出来る安全な方法を開発しました。
その結果DRTは、既存のカイロプラクティック・整体が常に課題としてきた「安全・即効・持続」という問題をクリアする事に成功しました。
DRTは症状の軽減(対処療法)ではなく、体質改善によってその症状そのものが出ない身体創りを目指す最新の施術法なのです。
誰しも、以前は多少の不調は休めば回復していたはずです。
朝、目が覚めたとき、最も元気で体調が良いのが本来の姿であり
その状態を取り戻していただくことをDRTは目標としています